サロベツ湿原センターは、国立公園でもあるサロベツ湿原の特徴や魅力に触れることができる施設。サロベツ湿原の象徴でもある「泥炭」の断面からは、長い時間をかけて作られた湿原の歴史が見てとれます。また泥炭を採掘していた時に活躍した船や機械なども展示されており、一帯に暮らした人々と湿原との深い関わりも知ることができます。
そのほか、サロベツに生息している生き物を映像で見たり、タッチパネルで調べたりできるだけでなく、センターの屋根につけられたライブカメラを操作すれば、室内にいながら湿原のパノラマを楽しむこともできます。
施設の周辺には一帯を散策できるバリアフリーの木道も。途中にはテラスや展望施設も備えられており、手つかずの豊かな自然を間近に堪能できるだけでなく、はるか先には利尻富士の勇姿も望むことができます。冬は、スノーシューの貸出しも。四季を通じて楽しめる施設です。
写真提供：認定NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク
