2018.07.02公開

[北海道の河川とダムの紹介]
千歳川
ちとせがわ

支笏湖から流れ出て、千歳市、恵庭市、北広島市などを流れ、江別市で石狩川に注ぐ一級河川です。明治21年に本格的なふ化放流事業が国内で最初に始められ、近年でも国内有数のサケ遡上河川としての重要な役割を持っています。最近では、支川である漁川の恵庭市市街地などでも遡上、産卵が確認されています。千歳川とサケの関わりは「サケのふるさと千歳水族館」で詳しく知ることが出来ます。
「千歳サーモンパーク」では、遡上したサケが捕魚車「インディアン水車」により捕獲される様子を橋の上から見ることができるとともに、水中から観察する施設があります。
千歳川では市街地及びその隣接地を中心に、水辺の自然とふれあい親しむ場や、カヌー、パークゴルフをはじめレクレーションの場などに利用されています。

河川データ
流路延長
108km
流域面積
1,244km2
河川名の由来
千歳という名は、箱館奉行 羽太正養が、当時シコツと呼ばれていた千歳市街地の辺りの地名を、シコツは死骨に通じるのでゆゆしい名であることから、鶴が来ることにちなんで千歳と改名したことに由来していると言われています。
※参考:「北海道の地名(山田秀三著)」

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