北見山地の天塩岳（標高1,558m）を源流とし、紋別市渚滑町においてオホーツク海に注ぎます。流域には国内では分布が非常に限定されるケショウヤナギが分布しているほか、国の天然記念物に指定されているオジロワシ、オオワシの越冬地及び渡りの中継地となっています。渚滑川はサケ･カラフトマスがのぼり､稚魚のふ化･放流が行われており､日本で最初にキャッチアンドリリース区間を設けた川としても知られます｡サクラマス（ヤマメ）ニジマスを中心に渓流釣りに多くの人が訪れます｡フライフィッシングのメッカです。
河川データ
●流路延長
84km
●流域面積
1,240km2
●河川名の由来
ショー・コツ（Sho・kut 滝・凹）に由来。滝の下が凹んでいたことから名付けられたと言われています。
※参考：「北海道の地名（山田秀三著）」
