2018.07.02公開

[北海道の河川とダムの紹介]
石狩川
いしかりがわ

大雪山系の石狩岳(標高1,967m)を水源として、石狩市において日本海に注ぐ北海道最大の一級河川です。
その流域は、190万人都市札幌市や旭川市をはじめ18市27町1村からなり、北海道における社会、経済、文化の基盤をなしているとともに、重要な食料基地となっています。本川、支川の多くが市街地を流れ、河川敷はさまざまなイベント・レジャーなどに利用されています。
大雪山国立公園、支笏洞爺国立公園をはじめとする雄大で変化に富んだ自然景観、断崖を流れる層雲峡に代表される山間渓谷美に富んだ清流、サケがのぼる千歳川・豊平川、マガン、コハクチョウ等の渡り鳥の重要な中継地でラムサール条約の登録湿地として指定されている宮島沼など、広大で豊かな自然環境に恵まれており、平成13年には北海道遺産に選定されています。

河川データ
流路延長
268km(全国第3位)
流域面積
14,330km2(全国第2位)
河川名の由来
アイヌ語の「イ・シカラ・ペッ」(非常に曲がりくねった川)に由来しているなど、いろいろな説があると言われています。
※参考:「北海道の地名(山田秀三著)」

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