2019.07.29公開

[フォトレポート]
大迫力!ダムの放流を間近で見学!!
豊平峡ダム見学デー

2019年7月20日(土)
放流を至近距離で見学できる、ダム好き垂涎のイベント
「豊平峡ダム見学デー」に参加しました!

豊平峡ダムは支笏洞爺国立公園内にあり、雄大な自然に囲まれたダム。環境保護のために、冷水駐車場からダムまでの約2kmの区間では一般車両・バイク・自転車の乗り入れが通年禁止されています。環境に配慮し、ハイブリッド電気バス(有料)が冷水駐車場から運行していますが、ダムまでは徒歩でも30分ほどなので、今回は「九段の滝」「千丈岩」といった名所や自然景観を楽しみながら歩いてダムへ向かいます。


「九段の滝」冷水トンネルを抜けてすぐの第一滝の橋から見下ろす位置にあり、秋は紅葉とのコントラストも美しい。

大迫力の放流に驚き! ダムを感じる見学ルート
濃い緑の中を歩き、ダムの管理支所に到着。受付を済ませた後は、ダム管理担当者から豊平峡ダムについてのビデオ説明をうけ、いよいよ見学がスタート! ダム施設についての解説をききながら、普段は入る事ができないダム内の監査廊(地下管理用通路)を歩きます。

管理用エレベーターで下りた先を進むと、堤体(ダムの本体)の外へ出る扉が。堤体の外側に沿って作られたキャットウォークと呼ばれる管理用通路を通り、轟音が響く放流口のすぐそばまで近づいていきます。放流口が近づくにつれ、見上げるほど大きな水の流れが目の前に広がり、迫力は満点!

今回のような観光放流では、2m3/sの水量で放流されています。これは、1秒間におよそ浴槽10杯分もの量が流れ出る計算。(一般的な浴槽は200ℓ=0.2m3
猛烈な水の勢いに度肝を抜かれます。 す、すごい〜!!


全道40箇所を巡ってダムカードをすべて集めたという「ダム女(じょ)」も参加されていました!

ダム見学を終え、興奮冷めやらぬ気持ちでダムの外へ。50分ほどの見学時間があっという間でした。

豊平峡ダム管理支所の皆さんからのメッセージ
190万人都市 札幌市の水瓶であり、災害時には洪水被害から皆さんの暮らしを守る「豊平峡ダム」。安全で豊かな暮らしを守るため、私たちダム管理所はダムが正常に機能するよう管理業務に取り組んでいます。
見学を通して生活に欠かせないダムを知っていただくため、毎年開催してきた「豊平峡ダム見学デー」も今回で12回目。今年も約120人とたくさんの方にご参加いただきました。来年もダム職員が心を込めて皆様をお出迎えする予定ですので、ぜひ遊びに来てくださいね!
また、ダム内の見学はできませんが、10月31日まで観光放流を行っています。秋は、ダム周辺で色づいた紅葉が湖面に映える様がとても美しく、夏とは趣の違う絶景を楽しむことができます。観光放流を見学した後に豊平峡温泉で汗を流すのもおすすめですよ!

ダム見学のご案内
◎観光放流
6月1日〜10月31日まで
放流の時間帯など、詳細はこちらでご確認ください。

◎ダム見学会
事前申込をしていただくことで、ダム見学が可能です。
また、ダムのイベント時にも見学会を開催することがあります。
詳しくはこちらをご確認ください。

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⇒[北海道の河川とダムの紹介]豊平峡ダム

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お問い合わせ
豊平峡ダム管理支所
TEL
011-598-2621
URL
https://www.hkd.mlit.go.jp/sp/toyohira_damu/kluhh40000009nyn.html

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