2019.09.26公開

[フォトレポート]
川との多様な河川文化の創造へ
第19回 川に学ぶ体験活動全国大会
in石狩川

9/14(土)~15(日)に滝川市で行われた、「第19回 川に学ぶ体験活動全国大会in石狩川」に参加しました。

1日目の午前中は、プレ・エクスカーションとして、石狩川でEボートによる川下りが行われました。コースは川幅が広大な本川部と狭隘である旧川部を合わせた設定となっており、参加者は大いに楽しめたのではないでしょうか。

午後からは市内のホテル(ホテルスエヒロ)に場所を移して、講演会や情報提供、全国活動事例発表、分科会などが開かれました。開会式では主催者挨拶・祝辞に続き、前田滝川市長の開催地歓迎挨拶がありました。

開会式の後、お天気キャスターで全国的に有名な、森田正光氏による基調講演が行われました。講演は、ユーモアも交えつつ、近年の気象に関する話題の提供などがありました。また、森田氏の会社に所属しており、札幌のTV(NHK、STV、UHB)に出演し、予報を行っている気象予報士の方、3名の紹介などもありました。講演ですが、1時間という時間があっという間に過ぎるほど面白く、聞き入ってしまいました。

次に、北海道開発局札幌開発建設部より、「かわたびほっかいどうの取組」という話題提供があり、札幌開建での取り組みや活動事例などが紹介されました。

続いて、川で活動を行っている道内外の河川協力団体・NPO(7団体)の活動内容や事例について報告が行われました。

その後、3つのテーマによる分科会が開催され、テーマ毎に熱心な討議もされていました。分科会の総括として、全体会も開かれ、各テーマごとに協議された内容の報告がされました。

閉会時の挨拶で主催者の方が、「今年も全国的に多くの川で水難事故があり、イベント当日も事故が発生している状況である。今後は川遊びなどを行う際には、その危険性を認識してもらい、ライフジャケットを装着を広めていくことにより、川での水難事故による犠牲者を一人も出さないように活動を普及・推進して行きたい」と話されていました。これは、会場に参加されていた参加者全ての想いを表した言葉だったと実感しました。

来年度は青森県で開催される予定だとのことで、事務局からの発表もあり、1日目の閉会となりました。とても内容が充実していた、イベントの1日目でした。

二日目は午前中のみ、エクスカーションとして空知川Eボートツーリング、石狩川サイクリング、河川管理施設などの見学が行われ、二日間のプログラムが終了しました。

川の科学館 マップコード:179 241 835*81

お問い合わせ
第19回 川に学ぶ体験活動全国大会in石狩川実行委員会事務局 (北海道滝川市西滝川1番地 滝川地区地域防災施設(川の科学館))
TEL
0125-24-0989

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