9/20(金)~22(日)に開催された、「ラリー北海道2019(アジア・オセアニア選手権)」を観戦してきました。
ラリーとは、林道・農道などに設定されたSS(スペシャルステージ)と呼ばれる区間を一時占有し、ドライバーとナビゲーターが2人1組となって、競技車両でタイムトライアルを行うものです。
SSは、複数の場所に設定され、今回のラリー北海道では、帯広市内の札内川右岸高水敷、陸別町、足寄町、本別町などの林道に設定されています。2002年から第1回目が開催されて以来、毎年開催され、以降道東のスポーツイベントとして定着しています。
道中、昼食を取るため、「帯広三大ジンギスカン」と地元では言われている、西帯広のジンギスカン店「有楽町」へ行きました。肉も非常に美味しいのですが、それ以上に魅力なのはその料金!写真の通り、肉3人前ほかを食べたのですが¥1,500程度と、とてもリーズナブルでおすすめの1軒です。
その後、サービスパークとなる札内川に架かる愛国大橋付近の「北愛国交流広場」に到着しました。サービスパークとは、ラリー期間中に車両の整備・修復を行う場所として、各チームの作業状況が間近で見られます。また、飲食店の出店やトヨタ・スバルなどのメーカーのブースも出展しており、新しく発売されたスポーツカーなどが展示されていました。
15:45から、「ラリーショー」と呼ばれるイベントが始まりました。ラリーショーでは、競技車両が間近で見られ、また直接選手にサインがもらえることもあり、平日にもかかわらず道内外から訪れた熱心なファンで大盛況でした。
その後、表彰台にて選手全員の写真撮影が行われ、いよいよスタートの時間が近づいてきました。16:45から、セレモニアルスタートとして主催者による挨拶のあと、十勝管内自治体のキャラクターがまず、スタートしました。その後競技車両が、来賓のスタート合図により表彰台からスタートしていきました。
18:00から、競技開始として札内川の右岸高水敷を利用したSS1が開始となりました。真っ暗な高水敷を全開で走る競技車両は迫力満点であり、堤防上で見ていた観客を魅了していました。
2、3日目は、陸別町などに設定されたSSで熱い戦いが繰り広げられました。
かつて2004年~2007年には同コースで世界選手権が開かれ、ラリー期間に世界中から集まった観客数は20万人以上とも言われました。その頃の規模には及ばないものの、河川空間を利用した地域活性化に関わるイベントとして、今後も続いていって欲しいものです。
北愛国交流広場 マップコード:124 476 181*51