留萌川の上中流部は川幅が狭く、著しく蛇行しながら流れています。ひとたび洪水が起こると少ない平地に水が集中し、度々大きな被害を引き起こしていたことから洪水被害軽減のため留萌ダムや大和田遊水地が建設され、下流部では河川改修が行われました。
留萌港の発展にともない留萌川は物資の輸送路として利用され、港の機能拡充のために後に新水路に切り替えられました。この切り替えにより港周辺の市街地整備が進み、周辺の歴史や産業、経済に大きな影響を与えました。
下流部では市民によって散策やイベントが行われ、「るもい川まつり」も開催されています。この祭りは昭和63年の洪水被害からの復旧後に、河川を市民の交流の場として広めるため平成2年から行われています。
▼河川をもっと詳しく!
[北海道の河川とダムの紹介]留萌川 るもいがわ
マップタイトル右端のアイコンから拡大地図もご覧いただけます。
▼写真をクリックすると拡大します。
1. 留萌川河口と留萌港