天塩町のNPO法人「天塩川を清流にする会」では、天塩川下流の旧川の一つである振老沼の周辺で、渡り鳥の野鳥観察やカシワ林の再生に取り組んでいます。
今回は、植栽したカシワ木が良好に生育するための枝打ち作業と、会員の野鳥観察の知識向上に向けた野鳥勉強会を行いました。そのときの様子をフォトレポートでお届けします。
「天塩川を清流にする会」が振老沼の河岸に植樹したカシワの森。約25年が経過し大きく生長しました。
カシワの森は、地元高校の総合学習の場としても活用されています。
今回は、近年に植栽したカシワ木が良好に生育するよう、主要な幹を残すための枝打ちを行いました。
枝打ちのほか、オジロワシ等の止まり木になることを目指して、ドロノキとミズナラの幼木の植樹も行いました。
振老沼にはたくさんの渡り鳥が飛来します。
「天塩川を清流にする会」では4月~11月までに毎年60回前後の野鳥観察を行って、河川環境の保全に役立ててもらうため、調査結果を幌延河川事務所に提供しています。
会員の野鳥に関する知識向上のため、天塩川下流に生息・飛来する野鳥の勉強会を行いました。
振老沼 カシワの森 マップコード:530 451 801*31