平取町芽生すずらん群生地で観賞会(開催期間:2024年5月25日~6月2日)を見てきました。順路に沿って場内を進むと、平日のお昼とあって観光客もまばらですが訪れていました。場内の通路は整備され、木々がほどよい木陰をつくり、公園を散策するような感じです。葉っぱが生い茂る中、小さなすずらんが咲いていました。なお、入場できるのは、すずらん観賞会期間中です。(なお、6月3日~6月9日までも一般開放されています)
入口手前に周辺の案内板やすずらん群生地となった経緯が記された説明板があります。それによると、約15haの日本一の広さを誇る野生すずらん群生地で、国の重要文化的景観に選定されているそうです。ここはかつて軍馬が放牧されていた牧場で、すずらんが有毒であることを知って馬が食べずに残り、長い年月をかけて野生のすずらん群生地になったとのこと。
入るとすぐに売店があり、平取町特産の和牛やトマトのカレー、NHKで紹介されたという酒粕まんじゅうが売られていました。また、場内で採れた新鮮なわらびも販売していました。
しばらく進むと休憩できる広場がありました。ここには「幸せの鐘」があり、フォトスポットにもなっています。この鐘を鳴らすと幸せが訪れると言われているそうです。ヨーロッパではミューゲの日(すずらんの日)にすずらんを送る習慣があって、女性が男性にこの花を贈ることは恋の告白を意味するそうです。
また、すぐ近くに、ノカピライウォㇿ・ビジターセンターが一般開放されていて、
平取ダムの手前には、駐車場があり、天端道路を歩いていくことができます。
会場のマップコード:811 348 527*78