~アイヌ民族の伝統を守る儀式~「第55回 チプサンケ」
「チㇷ゚サンケ」とは、アイヌ語で「舟おろし」を意味し、古来の伝統的な技法で製作された舟に魂を入れるための進水の儀式です。毎年夏に沙流川で行われているアイヌの方々の伝統的な儀式で、今年で55回目を迎えるこの儀式に、8/18(日)参加してきました。
チㇷ゚サンケに先立ち、カムイノミが、チセ(家)の内外で行われました。カムイは「神」、ノミは「祈る」、直訳すると「神に祈る」となります。
チセに入り切れなかった人のためにテントとモニターが用意され、中の儀式の様子を見ることができました。
二風谷工芸館では、木彫り体験が開催されていました。
新冠民族文化保存会(上)、平取アイヌ文化保存会(下)の古式舞踊が披露されました。
新冠民族文化保存会(上)、平取アイヌ文化保存会(下)のみなさま、お疲れ様でした。(写真:平取町提供)
チㇷ゚サンケ(舟おろしの儀式)です。(写真:平取町提供)
丸木舟に乗り沙流川を1km程度下る体験です。順番待ちの長蛇の列のなか、乗れてよかったですね。(写真:平取町提供)
この度、丸木船が損傷しました。
この度、30年以上使用されているチャラセ(舟)が老朽化で修理箇所が多くなっております。平取町では、クラウドファンディングによりチャラセの修理を考えております。興味のある方→こちら
会場(二風谷コタン周辺)のマップコード: 442 799 130*44