かわたびほっかいどう×北海道カメラ女子の会の取り組み~第十四弾
防災・減災の取り組みを取材するべく、6月22日(土)に開催された「総合治水推進週間現地視察会」へ、北海道カメラ女子の会のメンバーが参加しました。
身近にある総合治水対策などの取り組みを多くの方に伝え、防災・減災意識の向上に繋げることを目的とし、2024年5月15日〜21日の総合治水推進週間にあわせて、北海道開発局と北海道、札幌市、石狩市の連携で、パネル展と現地視察会が実施されました。
これまでの「かわたびほっかいどう×北海道カメラ女子の会取組」は北海道カメラ女子の会ホームページからもご覧いただけます → こちら
現地視察会では、総合治水に関連した施設をめぐり、具体的な取り組みについてお話を伺いました。
石狩川の歴史を紹介する治水資料館「川の博物館」の見学では、石狩川の特性や総合治水対策のためにおこなわれた工事、そして昔と比べて川がどのように変化してきたのかなど、詳しく説明してもらいました。
川の流れや水質調査、また水辺環境の把握をおこなうための調査船「弁天丸」へ乗船し、実際に動いているエンジンを見たり、操船を間近で見たりしました。
屯田西公園貯留施設は、雨水を一時的にためて、川があふれるのを防ぐための施設です。ここでは工事期間や費用などのクイズが出され、楽しく学べました。
望月寒川放水路の見学では、住宅地の地下にある放水路トンネルの中でお話を聞きました。長靴に履き替えヘルメットをかぶり、トンネル内を見学できるのは貴重な体験です。
次の雁来排水機場ではどのように排水がおこなわれるのかも知ることができました。
参加者からは「普段入れないような場所を見学できたのは、貴重な体験でした。」などの感想も伺え、視察した施設や取り組みが総合的に作用することで、流域のためる・そなえる・ながす機能となり、私たちの暮らしを守ることに繋がっていると新たな学びや体験ができた1日でした。