[動画・フォトレポート]
新桂沢&三笠ぽんべつダム見学ツアーに行ってきました!
三笠ぽんべつダムの工事現場を見たかったので、三笠ジオパーク主催のダム見学ツアーに参加してきました。
今回は、普段立ち入ることの出来ないジオツアー限定スポットが3つもあってお得感いっぱいでした。ダム見学はとても人気があり、この日もバス2台に分乗しての見学です。
新桂沢&三笠ぽんべつダム見学ツアー かわたびほっかいどうYouTubeURL
‘https://www.youtube.com/watch?v=JCs5b1HfbFM
1.三笠市立博物館
まず、三笠市立博物館で館長から地質に関する説明を受けました。何度来てもここのアンモナイト化石には圧倒されます。(写真をクリックすると大きくなります)
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2.原石山
ダム工事で使うコンクリートの材料となる石の原石を採取した場所です。発破で山を崩し、さらにブレーカー等で破砕して使います。普段は立ち入ることができない場所です。
博物館の館長から、露出している地層の見どころについて、端から端まで歩きながら詳しく説明していただきました。三笠ジオパークのホームページから引用した上空からの写真をみると、古代遺跡のようです。
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3.新桂沢ダム 堤体
バスを降りて説明を受けた後、堤体の上を歩いて対岸にあるダム管理支所へ向かいました。
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4.新桂沢ダム 監査廊内部
ダムの監査廊の中に入りました。監査廊とは、ダムの中にある管理用通路のことです。通常は入ることができません。新桂沢ダムは、元々あった桂沢ダムの下流側に新たにコンクリートを打設してダムの堤体を太らせながらダムを高くしたイメージです。
監査廊の中では、60年前に完成した元々の桂沢ダムと、新しく打設したコンクリートの境目をみることができました。ひとまたぎ、60年です。
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5.昼食
幾春別市街地にある「ジオ-Iku」で、「ジオ弁」を食べました。フタを取ると、アンモナイトが3つありました。触手もリアルでした。
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6.三笠ぽんべつダム(工事中)
今回一番見たかった場所です。ここも普段は立ち入ることができない場所です。まもなくダムの本体が立ち上がってくるようでした。次に来るときにはどう変わっているのか楽しみです。見学会の最後におみやげをいただきました。
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参加した方の中に、今回のツアーエリアである三笠市幾春別地区で生まれ育った方がおられて、「桂沢ダムが完成したときは小学生で、学校でみんなで見に来たんだ」。三笠ぽんべつダム地点では、「この奥にも川沿いに炭鉱住宅がたくさんあったんだ」など、行く先々で思い出話を聞かせていただき、参加者一同「へえ~」と当時に思いを馳せました。