砂川市で8月31日(日)に開催された「防災フェスティバル(砂川遊水地)」に行ってきました。気象予報士の菅井貴子さんの講演や降雨体験、お祭り広場、カヌー体験など、学ぶ・遊ぶコーナーがたくさんありました。
降雨体験コーナーの動画を作成しました(54秒)
20250831 降雨体験コーナー かわたびほっかいどうYouTube URL
https://www.youtube.com/watch?v=oTBho9V2uQA
防災講演会では、気象予報士・防災士の菅井貴子氏による講演が行われ、多くの聴講者が集まりました。今年の夏に見られた異常気象や線状降水帯、地球温暖化など最新の気象情報について学び、災害時における冷静な判断力の重要性が示されました。特に「飲料水やトイレの確保」が強調され、身近な事例を交えた説明は大変分かりやすく、参加者の理解を深めていました。
講演後には、天気図ストラップ作りも行われ、自分だけのオリジナルストラップを完成させていました。子供たちは楽しみながら天気図に親しみ、自然現象への関心を高める良い機会となっていました。
空知広域水道企業団による給水車が展示され、災害時を想定した体験が実施されました。参加者は試飲やビニール袋への給水を実際に行い、非常時における水の確保や運搬の大変さを体感していました。
北海道開発局による降雨体験コーナーでは、最大時間雨量150mmを体験でき、体験者は実際に激しい降雨を浴び、その強さに思わず大声を上げるなど、驚きの様子が見られました。普段なかなか体感できない豪雨の激しさを身近に感じることで、防災意識を高める機会となりました。
遊水地では、カヌーやSUP、アクアボールの体験が行われました。特にカヌーは多くの参加者が体験し、遊水地から望む雄大な景色を楽しみながら水上アクティビティを満喫していました。子供から大人まで幅広い世代が参加し、自然と触れ合う貴重な機会となりました。
お祭り広場では、わくわく科学実験、遊水地模型説明、スポーツチャンバラ体験、スーパーボールすくいなどが開催されました。
わくわく科学実験では、液体窒素を用いた科学実験が実施され、子供たちは目の前で起こる不思議な現象に強い関心を示していました。実際に実験に参加することで、科学の面白さを体験しながら楽しむ様子が見られ、会場は終始にぎやかで活気にあふれていました。
遊水地について、模型を用いた分かりやすい解説が行われました。説明では、遊水地が作られた経緯や掘削砂利の有効活用、さらに洪水調整機能などの役割が紹介されました。子供たちは模型を通して理解を深め、遊水地の重要性を実感している様子が見られました。
スポーツチャンバラ体験では、子供たちが元気いっぱいに参加し、日頃の鬱憤を晴らすように思い切り体を動かしていました。会場は笑顔と歓声に包まれていました。
会場のマップコード:360 228 553*78