恵庭市郷土資料館で、企画展「副葬された金属製品」が開催との報道を見たので行ってきました。近くにある千歳市の「史跡キウス周堤墓群ガイダンスセンター」へも行ってきました。どちらも縄文末期の遺跡です。なお、館内の写真撮影と公開については、両館とも快諾いただきました。ありがとうございました。
◎恵庭市郷土資料館

感激したのは、企画展の最後です。3Dプリンターで作った副葬品のレプリカが置いてあり、さわってOKでした。ちょっと緊張しながら手に持ってみました。重さもあります。縄文時代の人々が使っていたことに想いを巡らすと感慨深かったです。

次は、「国史跡カリンバ遺跡の重要文化財」のコーナーでした。カリンバ?聞いたことある。千歳川にある樋門の名前でした。

出土した玉製品の中に、とても大きな勾玉がありました。出土した勾玉の中ではいままでにみた中で最大級です。(そんなに数みてませんが・・)資料館の方に確認しましたが、これは実物とのことです。
恵庭市郷土資料館、私が知っている郷土資料館の中でも特色のある資料館でした。
◎キウス周堤墓群(千歳市)

2025年4月オープンの「史跡キウス周堤墓群ガイダンスセンター」です。ここが出来てから初めて入ります。

様々な展示物と壁一面の解説、説明用モニターが並んでいました。先の恵庭市の遺跡と場所はさほど離れていないのに、出土品が同じではないのはなぜかなと思いました。

説明用モニターの中でも、「発掘調査と土杭墓」というビデオがとても興味深い内容でした。3度も見てしまいました。

というのも、このビデオの中で女性が一輪車で土の搬出をしている場面が出てくるのですが、数年前に偶然その場面を見たことがあり、あのときの調査はこれだったのかと思い出しました。
















