2026.04.24公開

[動画]
春に産卵するカワヤツメ

カワヤツメの親魚の河川遡上は、8月下旬頃から始まり産卵期の翌春4月下旬頃まで行われます。川に遡上した親魚は冬季間、水当たりのある複雑な空間で越冬し産卵期に本支流へ移動、産卵します。産卵時期は河川によって異なりますが、融雪洪水が治まり平瀬環境が安定する時期で、支流で早く、本流では遅い傾向にあります。

カワヤツメの産卵期は、融雪洪水が治まる5月上旬から6月上旬で、河床礫内に浸透水が入り込む平瀬で行われ、幼生期は流れの無い泥中で生息しますが、産卵はサケ・マスが産卵するような礫環境が必要です。

北海道でもカワヤツメ資源は減少していますが、全国では殆ど確認できないほど絶滅している種です。カワヤツメの減少はその生活史に大きく関係しており、幼魚期から成長に至る過程で多様で複雑な生息環境を必要とするため、河川改修等が大きな要因となっています。

カワヤツメの産卵 かわたびほっかいどうYouTube URL
https://www.youtube.com/watch?v=Cou4CTWIUks

北海道では主要河川や支流河川で確認できますが、本州では絶滅したと言われています。
カワヤツメは、栄養豊富な魚で古くから漢方薬品として利用されており特にビタミンAが豊富で、目や疲労回復などに有効な天然栄養食品です。

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