サクラマス、サケ、カラフトマスは川で生まれ、海で育ち、親となって自分の生まれた川へ産卵のために戻ってきます。北海道では昔からこの習性を利用して「サケ・マス」を人工的に増やす取り組みが各地で行われていますが近年、サケ・カラフトマスの河川遡上数が減少しています。サクラマスは魚道整備等によって増加傾向を示していますが、シロサケやカラフトマスのように河川の上流域まで遡上しない種は河川環境や水温環境等の影響などによって減少傾向です。
春河川に遡上したサクラマス
サクラマスは、融雪洪水の治まる4月から6月に河川に遡上しますが、遡上当初は体色が白銀色で美しいです。産卵が9月頃になるので成熟するまで本川などの大きな淵で生息しています。
大きな淵などで成熟を待つサクラマス
春先河川に遡上してきたサクラマスは、夏場本川内の大きな淵で成熟します。5~6月の体色は白銀色ですが、7月に入ると体形や体色も変化し始めます。
産卵するため遡上するサクラマス
本川の淵などで成熟したサクラマスは、8月中下旬の降雨洪水により移動可能な本支流の最上流まで遡上し産卵します。
産卵時期は、河川によって異なりますが道東で早く、道北、道南と産卵期も変化します。また、水温が低いほど雄の婚姻色は鮮やかです。
産卵のため遡上、サクラマス休息(1) かわたびほっかいどうYouTube URL
https://www.youtube.com/watch?v=awrw86ehOUo
本川の淵などで成熟したサクラマスは、8月中下旬の降雨洪水により移動可能な本支流の最上流まで遡上し産卵します。
産卵時期には、産卵場付近の淵で待機しながら生息しています。
産卵のため遡上、サクラマス休息(2) かわたびほっかいどうYouTube URL
https://www.youtube.com/watch?v=8Gq9M9sF-sU
本川の淵などで成熟したサクラマスは、8月中下旬の降雨洪水により移動可能な本支流の最上流まで遡上し産卵します。魚道整備の効果によって、河川の最上流にまで遡上が可能となり、オショロコマやアメマスなどが生息するところまで遡上して産卵しています。
サクラマス産卵 かわたびほっかいどうYouTube URL
https://www.youtube.com/watch?v=6CwRZfvHq5M
産み付けられた卵は、産卵に参加しているオショロコマやアメマス・ハナカジカなどに食べられます。そのため、小魚が多い場所では産卵と同時に産卵床に礫を被せるのに必死です。

















