2026.04.24公開

[動画]
カラフトマスの産卵

シロサケ、サクラマス、カラフトマス、これら3種は川で生まれ、海で育ち、親となって自分の生まれた川へ産卵のために戻ってきます。北海道では昔からこの習性を利用して「サケ・マス」を人工的に増やす取り組みが各地で行われていますが近年、サケ・カラフトマスの河川遡上数が減少しています。サクラマスは魚道整備等によって増加傾向を示していますが、シロサケやカラフトマスのように河川の上流域まで遡上しない種は河川環境や水温環境等の影響などによって減少傾向です。

河川に遡上したてのカラフトマス(7月下旬から8月)
カラフトマスは、北海道のオホーツク海、太平洋東部など遡上河川は限定されますが、早いもので7月下旬頃から遡上し始め、遡上当初の体色は白銀色で美しいです。

河川に遡上したカラフトマス(8月)
カラフトマスは、河川水を吸うことで体色・体形に変化が現れます。特に、雄の背中が凸型に出っ張る(セッパリ)となり、体色も黒味がかってきます。また、上顎が曲がる(鼻曲がり)体形になります。この現象は、河川に遡上して数日で現れます。

カラフトマス産卵期の体形・体色の変化

産卵まで淵で休息するカラフトマス かわたびほっかいどうYouTube URL
https://www.youtube.com/watch?v=pV28BBW6vB0

カラフトマスは、河川に遡上すると卵が成熟するまで流れのある淵で休息しながら産卵期を待ちます。

河川に遡上したカラフトマスの産卵(9月) かわたびほっかいどうYouTube URL
https://www.youtube.com/watch?v=q2NkAE1NS3Y

河川の比較的下流域の本支流で産卵する種で、産卵環境は比較的流れのある瀬で産卵することが多いです。孵化した稚魚は浮上と同時に海へ降海します。近年は、地球温暖化や河川環境の悪化などにより河川への回帰が減少しています。

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