石狩川の支川で札幌市内中心部を流れる一級河川です。その源流を小漁山（こいざり山）（1,235m）に発し､渓流を集めながら札幌市の北部で石狩川に合流します。上流には豊平峡ダム、定山渓ダムが設置され、札幌市の水道水をまかなっています。かつては度々水害を引き起こしていましたが、洪水対策が進んだ近年では、河川敷がマラソン大会や花火大会などさまざまなイベントやレジャーに活用されています。秋になると石狩川から遡上するサケを観察できます。
河川データ
●流路延長
73km
●流域面積
902km2
●河川名の由来
アイヌ語の「トイピラ」（崩れる・崖）に由来していると言われています。
※参考：「北海道の地名（山田秀三著）」
