十勝川は、自然の美しさとさまざまな観光資源で知られる一級河川です。大雪山連峰十勝岳を水源とし、十勝ダムや屈足ダムを経て、札内川、音更川、利別川などを合わせて太平洋に注ぎます。
十勝川の周辺には自然の神秘や雄大さを感じられる観光スポットが点在し、然別湖や鹿追ジオパーク、十勝ヶ丘公園の花時計、豊頃町のハルニレの木などは特に有名です。また、冬に河口近くの大津海岸で見られるジュエリーアイスは近年、多くの観光客を魅了しています。共栄橋、十勝橋、茂岩橋、十勝大橋など十勝川に掛かる美しい橋も見どころです。
十勝川に作られた千代田堰堤と統内新水路は、どちらも流域の発展に大きく貢献した施設です。千代田堰堤は昭和10年に作られた農業用取水施設で、秋には多くのサケがダイナミックに遡上することでも知られています。統内新水路は氾濫を繰り返していた十勝川の水害を防ぎ、一帯にくらす人々の生命、財産を守る役割を果たしています。
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[北海道の河川とダムの紹介]十勝川 とかちがわ
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