かわたびほっかいどう×北海道カメラ女子の会の取り組み~第十五弾
えにわ湖に棲む生き物やダムの役割を学ぶべく、7月14日(日)に開催された「「えにわ湖」カヌー&ダム見学1DAY」へ、北海道カメラ女子の会のメンバーが参加しました。
恵庭市の水道水にも使われる「えにわ湖(漁川ダム)」の水。
『「えにわ湖」カヌー&ダム見学1DAY』は、そんな生活に欠かせないえにわ湖や漁川ダムがどのような場所で、どのような生き物がいるのか学ぶイベントです。
7月14日(日)当日は、カヌーに乗って川に直接触れる体験や、普段は入ることのできないダム施設を見学することができました。
これまでの「かわたびほっかいどう×北海道カメラ女子の会取組」は北海道カメラ女子の会ホームページからもご覧いただけます → こちら
カヌーに乗っての生き物探しでは、漁川ダム管理支所前に集合し、安全説明を受けたらカヌーへ乗り込み湖上を探索。
支川であるイチャンコッペ川との合流地点へ上陸して小魚すくいにチャレンジしたりしました。
魚に出会えて大喜びしつつ、子どもたちは「水が気持ちいい」と大はしゃぎでした。
カヌーで体を動かした後は、漁川ダム直下の「えにわ湖自由広場・さくら公園」にて主催の「一般社団法人かのあ」スタッフさん手作りのカレーを楽しみました。
デザートにはマシュマロやフルーツ、かわたびクッキー入りヨーグルトをいただき、大満足のランチでした。
漁川ダムを見学では、漁川ダム管理支所長さんから、ダムの役割や仕組みなど教えていただきました。
恵庭市にある漁川ダムは、恵庭・北広島・千歳・江別の4市の水がめとなっています。
漁川ダムの3つの役割は、洪水から地域を守ることと水道水を供給すること、清らかな流れを保つことです。
漁川ダムの深さはさっぽろテレビ塔の約3分の1、幅はジャンボジェット機約3機分。
生物が棲めるよう、ダム斜面には芝があったり、近くにさくら公園があったりと景観に配慮したダムでもあります。
水力発電を行っており、管理支所の電気はすべて漁川ダムで発電した電気でまかなっています。
さらに、普段は一般公開していない監査廊の見学もさせていただきました。
監査廊とは、ダムの点検を行う場所および点検のための通路です。
ダムの安全を守るために、日々どのような点検がされているのかを知る貴重な機会でした。
参加者からは「地域の水がめとなっていること、えにわ湖という観光名所や地域の憩いの場となっていることなど、地域に開かれた多目的なダムだと感じた」「自然の中で子どもたちが楽しみながらダムについて学べた」などの感想も伺え、恵庭市やその周辺エリアの生活に欠かせないえにわ湖や漁川ダムについての理解が深まった1日でした。