2025.06.13公開

[動画・フォトレポート]
インフラ・ジオツアー(美瑛コース)に参加しました!

火山砂防施設を巡るインフラツーリズムと十勝岳ジオパーク推進協議会が進めるジオツーリズムの取組を融合させたもので、6月からスタートしています。今回は、美瑛コースを3名で参加しました。

◎ツアー参加日時:2025年6月5日(木) 9:00~12:00

動画「インフラ・ジオツアー(美瑛コース)」を作成しましたので、ご覧ください。

20250605 インフラ・ジオツアー(美瑛コース) かわたびほっかいどうYouTubeURL
https://www.youtube.com/watch?v=XqTHni14z6w

ガイドをしていただくのは、十勝岳ジオパーク認定ガイドで、ガイド歴約30年の小倉博昭さんです。
今、美瑛といえば「青い池」で、特に外国人の方に人気だそうです。忽然と現れた青い池について、解説してもらいました。

白ひげの滝に向かう途中、尻無沢川流路工について、説明がありました。昭和63年12月の十勝岳の噴火を契機として、白金温泉街に流れ込む泥流を安全に流すために造られました。大正15年の噴火による火山泥流災害により、ここで4名が亡くなりました。

白ひげの滝に到着。ブルーリバー橋から眺めます。美瑛川に滝から流れる眺めがきれいですが、ここが、美瑛川の青色の始まりと聞いてびっくりです。当日の写真ですが、若干、緑がかった色に見えます。昨日の雨で濁っているようです。

小倉さんが撮影した写真では、青い色の川が鮮明に写っています。

十勝岳火山砂防情報センターに到着。十勝岳の火山活動や災害に関する様々な情報を発信する施設です。また、高台に建てられた施設で、白金温泉街から、階段でのぼり、一時避難所の役割果たします。

様々な展示物がありますが、十勝岳の噴煙に関する説明や、裾野に広がる美瑛の丘陵地の風景をわかりやすく説明していただきました。

白金青い池がライトアップされた時の幻想的な写真です。(半澤伸夫氏撮影)

望岳台に到着。天気が良ければ、十勝岳が正面に見えるはずでした。ただ、ゴロゴロとした、溶岩の塊が点在しており、噴火の痕跡を感じることができます。

近くには、防災シェルターがありました。突発的な噴火による噴石から身を守るための緊急避難施設(避難シェルター)です。

普段入れない、美瑛川第1号えん堤の上流に到着。鋼製スリット型で、泥流の流れを弱め、立木を捕捉する目的をもっています。

ここで、小倉さんからのびっくり情報。平成28年、十勝川、空知川などを襲った台風により、美瑛地域でも豪雨により流木が発生し、約1万立方メートルの流木などをこのダムで捕捉しました。今は除去し、きれいになりました。

美瑛川第1号えん堤の下流に到着。ダイナミックな流れを見ることができました。融雪時期で、水量が多いですが、年間通して、水の流れを見ることができるそうです。

白金青い池の散策路です。右手に池が見えます。シラカバに囲まれて、とてもいい感じです。

青い池は、火山泥流を貯める施設として建設したブロックえん堤に水が溜まり、青い池ができました。
景色は、昨日の雨と曇りの天気で、どうかなと思っていましたが、念願の青い池を間近で見ることができました。

 今回は、ガイドさんを含め、4名のツアーでした。道中、ガイドの小倉さんは、いろいろな話を教えてくれて楽しめました。そのことは書ききれないので、是非、ツアーに参加してはいかがでしょうか。

インフラ・ジオツアー(美瑛コース)の申し込み→こちら

白金観光センター(集合場所)のマップコード:796 182 481*05

お問い合わせ
美瑛町観光協会
TEL
0166-74-5757
URL
https://www.biei-hokkaido.jp/ja/

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