2026.04.24公開

[動画]
春一番に産卵する日本最大の淡水魚イトウ

絶滅危惧種として指定されているイトウ、昔は北海道の河川に多く生息していたが、近年は道東や道北の河川と大きな湖沼を抱える上流域河川などに限られています。イトウは、稚魚期に河口域で生活しながら成長し、産卵は融雪洪水の治まる4月から5月です。
河川を遡上したイトウは移動障害がなければ源流近くまで遡上し産卵します。減少の原因には、移動阻害もありますが、河川環境の単調化と森林環境の変化などが考えられます。

融雪洪水が治まる4月上旬頃から道東河川で見られます。
1.0mを越える個体が河川の最上流まで遡上し産卵します。
写真は、雌をめぐる雄同士の戦い!!

春一番で、川周辺にはミズバショウやエゾノリュウキンカなどの植物、エゾサンショウウオやエゾアカガエルなどの産卵、川全体が活気づく時期でもあります。

イトウのペアー 赤いのが雄、手前が雌、堀は雌が掘ります。

春一番 日本最大の淡水魚イトウの産卵(1) かわたびほっかいどうYouTube URL
https://www.youtube.com/watch?v=qejewHUjK5M

イトウ産卵は、河川の最上流まで遡上し産卵します。天塩川水系であれば2次支流あたりまで遡上し産卵します。

春一番 日本最大の淡水魚イトウの産卵(2) かわたびほっかいどうYouTube URL
https://www.youtube.com/watch?v=P7k5AfokkbU

イトウ産卵環境は、河川流域の土地利用の影響で河床に泥の堆積が目立ち問題のある河川も確認されます。

春一番 日本最大の淡水魚イトウの産卵(3) かわたびほっかいどうYouTube URL
https://www.youtube.com/watch?v=P1dVJdz7fF8

産卵に遡上してきた雄は体色が赤く染まり、大型になるほど体全体が赤くなります。色は河川によって赤や朱色、あずき色など違いが見られます。特に、天塩川水系は赤色が濃い傾向にあります。

ページトップへ