天塩川の支川で名寄川に合流するサンル川に「サンルダム」という新しいダムが建設されています。ダムの建設は1988年の実施計画調査に始まり、約30年の歳月を経て、まもなく完成の時を迎えます。
サンルダムは堤高46ｍ、堤頂長350ｍ、堤体積49万5000m3の台形CSGダムという型式で、洪水調節や流水の正常な機能の維持、水道用水の補給、発電など、さまざまな役割を担います。現在はダムの最高貯水位まで水を貯めて堤体や基礎地盤、周辺地山の安全性を確認する最終テスト（試験湛水）が行われており、2019年1月3日には最高貯水位179.22mに到達。現在は水位を低下させながら各種のチェックをしています。
また、公募したダム湖名には242件170案の応募があり「しもかわ珊瑠（さんる）湖」に決定しました。
見学会での一コマ。ダムをバックにハイチーズ！
サンルダムがある下川町はアイスキャンドル発祥の地！
サンルダムの下流に位置する下川町は豊かな森に囲まれた林業と農業のまち。森林資源を利用した木質バイオマスでの熱供給や循環型森林経営の確立など持続可能な産業を構築し、暮らしやすいまちづくりに取り組んでいます。名物の手延べうどんも人気。発祥の地と言われるアイスキャンドルのイベント「しもかわアイスキャンドルミュージアム」はこれまで44回の歴史があり、毎年多くの観光客が訪れます。2019年は2月15日（金）から17日（日）まで3日間にわたって開催されます。サンルダムを訪れる際はぜひ下川町にも足を運んでみてください。
「第45回 しもかわアイスキャンドルミュージアム」
2019年2月15日（金）〜17日（日）
会場／下川町にぎわいの広場（下川町共栄町6番地）ほか
イベントの詳細、お問い合わせは
しもかわアイスキャンドルミュージアム実行委員会／NPOしもかわ観光協会
TEL 01655-4-2718
⇒SHIMOKAWA TIME しもかわ観光協会（外部サイト）
