かわたびほっかいどうで紹介された各開発建設部の取り組み(記事)から、特に優れたものを表彰する「かわたびほっかいどう大賞」。2022年度は大賞と3つの優秀賞が選出されました。この記事では、優秀賞を受賞した「ダムにコーヒー豆を貯蔵」について、贈呈式の模様と受賞者の声をご紹介します。
上の写真は、贈呈式に出席されたみなさんです。
・後列左から:須賀帯広河川事務所長、Sakura Terraceの小川氏、Coffee Serviceの相良氏、森田中札内村長
・前列左から:トカプコーヒーの木村氏、MayCoffeeの森田氏、カシオペイアコーヒー店の西氏、ハレノヒ珈琲店の藤村氏
取り組みについてはこちらの記事をチェック⇒[フォトレポート]ダムにコーヒー豆を貯蔵
2月28日に中札内村文化創造センターで行われたかわたびほっかいどう優秀賞の贈呈式。会場には取り組みの中心となったSakura Terrace(十勝かわたびコーディネーター)の小川宣幸氏を含む、6者の連携パートナーが出席し、帯広河川事務所の須賀可人所長から記念の盾が贈られました。受賞した方々及び、中札内村の森田匡彦村長のコメントをご紹介します。
受賞したSakura Terraceの小川宣幸氏
◎Sakura Terrace、十勝かわたびコーディネーター 小川宣幸氏
かわたびコーヒーというのはその場にいなくても楽しめるので、例えば東京に行った人が故郷の札内川のコーヒーを飲むという楽しさがあります。今後は他の地域でもこのようなブレンドコーヒーができて、「かわたび」を楽しむ方が増えるといいなと思います。
◎Sagaride Cycling & Coffee Service、かわたびバリスタ 相良秀明氏
本日はこのような賞をいただき、喜びもひとしおです。私は、現在、アウトドアでコーヒーを提供する仕事をしており、この楽しさをもっと伝えたいという思いから参加させていただきました。コーヒー豆を貯蔵する取り組みを一過性でなく長期的に持続していけたらと思っています。
受賞したトカプコーヒーの木村務氏
◎トカプコーヒー 木村務氏
官民が連携した今回の「かわたびコーヒー」の取り組みによって、「かわたび」ブランドが広く知られるようになったと感じています。コラボ商品として生まれた「川ブレンドコーヒー」のドリップパック3点セットが好評で、今後もいろいろな取り組みにチャレンジしたいと思います。
◎ハレノヒ珈琲店 藤村香織氏
今回参加したことで、他の地域でのかわたびほっかいどうの取り組みも知ることができ、北海道全体で川に関する活動が盛り上がっていけば良いと感じました。これからも自分たちにできることがあれば関わらせていただき、地域の皆様に楽しんでいただけるよう頑張りたいと思います。
受賞したMayCoffeeの森田美紀氏
◎MayCoffee 森田美紀氏
今回作らせていただいた札内川ブレンドは、日本一の清流に選ばれたこともある札内川の爽やかさ、清流のイメージを味で表現できないかと思い、工夫を凝らしました。今後、コーヒーという身近なものを通して川の名前を知っていただいたり、川を知ることを通して地域のことを知っていただくきっかけとなればと思っています。
◎カシオペイアコーヒー店 西良太郎氏
音更町から参加させていただきありがとうございます。音更川ブレンドを作るときに考えたのは荒々しい川をイメージしたブレンドなので、どんなものがいいかと思いを巡らせ、個性のある豆を使いました。海外からの観光客が増えている実感もあるので、十勝の川の名前が付いたコーヒーが、お土産として日本全国、海外へ広まると面白いと思います。
◎中札内村 森田匡彦村長
今回の取り組みを通じて(中札内村が)「コーヒーの村」というイメージを印象付けることができ、水の良さ・川の良さも知ってもらえたと思っています。一過性にしないというのも全く同感であり、これからも力を合わせて盛り上げていきたいと考えています。
今回かわたびほっかいどう大賞の優秀賞を受賞したみなさんです。
かわたび活動報告会の発表の模様を、受賞した皆さんと森田中札内村長、発表者の須賀帯広河川事務所長とともに録画で振り返りました。