「天塩川」は天塩岳を源流に天塩町で日本海へと注ぐ、道北地方を代表する全長約256㎞の河川。北へ向かって流れる大河として有名です。冬季期間の厳しい冷え込みで結氷した天塩川の川面は、春になると徐々に解け、流氷のようなかたまりとなって下流へと押し流されはじめます。そのダイナミックな姿は北国の春を告げる景観のひとつです。
中川町では毎年、この「天塩川の解氷」を予想する「解氷クイズ」を行っています。天塩川の解氷日時を正確に予想できた正解者には、賞金や中川町特産品がプレゼントされます。春の訪れを感じに天塩川へ来てみませんか? ひょっとすると解氷の瞬間に巡り会えるかも!?
ハガキまたはインターネットで応募できます。
◎詳細、応募方法は中川町観光協会ホームページをご覧ください。
下の写真は昨年の3月25日に半澤カメラマンが撮影した写真です。写真中央にある小さな木が、天塩川の氷上に設置された標識木です。氷が溶けて木が流されると、時計が止まる仕組みになっており、この時計が止まった日時が解氷日です。
この日、半澤カメラマンが撮影を終えて帰途についたあと、19時8分に解氷しました!
動画提供:中川町観光協会(2018年3月29日撮影)
◎北海道開発局ホームページの「河川リアルタイム情報」では、解氷クイズの標識木に近い、天塩川誉平(ポンピラ)観測所のカメラ画像で解氷状況を確認することができます。
⇒北海道開発局ホームページ「河川リアルタイム情報」天塩川誉平観測所(外部サイト)
◉天塩川はどうして凍るの? そんな疑問に答えます!
[トリビアのみずべ]
流れる水がなぜ凍る? 天塩川結氷のメカニズムを吉川先生が解説!
マップコード:640 534 061*62