2023.02.14公開

[フォトレポート]
令和4年度 かわたびほっかいどう活動報告会を開催しました!

令和5年116日(月)、今年度のかわたびほっかいどうの活動報告会を開催しました。当日は、会場とwebの双方から発表を行いました。


報告会会場の様子(札幌)


函館と今金町からweb参加した発表を会場に中継している様子
一番上の写真は、江別河川事務所から活動内容を報告している様子

全道で実施された数ある取組の中から、13件の発表がありました。当日は、取り組みにあたって連携した団体等からの参加も数多くありました。さらに一段と工夫された取り組みや全道展開の可能性を秘めた取り組みもあり、参加者は大いに参考になったようです。

発表会は、かわたびほっかいどう大賞の審査会も兼ねており、大賞1件、優秀賞3件を選定しました。
審査結果は、こちらからご覧ください。

◆取組内容の概要◆
当日発表のあった13件について、その活動概要をお知らせします。
各タイトルをクリックすると、関連記事をみることができます。

 

NO.1 千歳川を楽しもう!“CHITOSE RIVER CITY PROJECT 2022″が開催されました!
千歳青年会議所の創立50周年記念事業として企画され、千歳市中心部を流れる清流「千歳川」を舞台に2014年から継続的に開催されている取組です。
コロナ過もあり3年ぶりの開催となった今年は航空祭等の関連イベントとも連携することで、例年にも増して盛況なイベントとなりました。
2日間に及ぶ開催中は、飲食ブースに4台のキッチンカーを含め13店舗が出店するとともに、全国的にも珍しい川に面した「テラス」を設置し、川を目前にせせらぎを感じながら食事を楽しむことのできる憩いの場を提供したほか、小魚を捕まえたり川の中を覗いて見るなどの川遊び、カヌーなどの川下り体験といったアクティビティ、フィナーレにはランタンにより千歳川の夜を飾るなど、幅広い年代の来場者に水辺の楽しさと、「食」「観光」等への貢献を再認識させるものとなりました。

 

NO.2 新桂沢ダムを見学していただきました! ~ 三笠ジオパーク推進協議会との連携
三笠市内で2つのダム建設を進めている幾春別川建設事業所では、従来より公共施設見学ツアー等の各種団体からの見学受け入れによりダムの魅力を発信していますが、三笠ジオツアーとの連携を行い、新桂沢ダムの見学ツアーやサイクリングツアーなど、取組のさらなる充実を図ることにより、ダムの魅力について情報発信の強化を行っています。

 

NO.3 湿原再生と地域振興の両立をめざします! ~ 湿原植物で地域活性化
夕張川の幌向自然再生事業では、地域社会へ貢献することも目標とし、これまで、地域の学校や団体等と連携し、コンサートやフットパスなどのイベントを行ってきました。
今年度のあらたな取組として、湿原の重要性をさらに広めるため、湿原植物であるヤチヤナギをつかったビール醸造を試行しました。

 

NO.4 未来へ繋ぐ「清流日本一」 ~ 後志利別川の取組
河川協力団体である「後志利別川清流保護の会」は、清流保護と河川環境保全に関する活動を行っており、毎年市民とともに河川清掃を実施しています。
また、毎年地元の小学生と一緒に、水棲昆虫を指標にした水質調査を実施し、後志利別川の清流を実感しています。

 

NO.5 桜づつみ 尻別川 ~ 2022年最新の桜写真を掲載中!
尻別川の桜づつみの開花状況の写真をつぼみの状況から散り始めまで、かわたびほっかいどうのHPで随時公開しました。

 

NO.6 ダムで日本酒の貯蔵実験
    大雪ダムの裏側満喫ツアー  

地域振興や観光の話題作りを目的として、地元の層雲峡観光協会と連携し大雪ダムを活用した「日本酒の貯蔵」と「大雪ダム満喫ツアー」を実施しています。

 

NO.7 沙流川サイクリングコース走行会
日高サイクリング協会が主催する沙流川河川堤防を利用したサイクリングイベントに参加(協力)しました。沙流川流域の平取町はアイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観に選定されており、アイヌの伝統的世界観を感じつつ、地域の特産である田畑やビニールハウスによるトマト栽培群を楽しみながらゴールを目指しました。室蘭開発建設部では、今後も沙流川の水辺を利活用したイベント等を通して地域の魅力向上や観光振興に貢献できるよう利活用の促進に協力していきます。

 

NO.8 うまたび×かわたび
釧路川の新たな観光メニューとして、標茶町を中心とする道東ホースタウンプロジェクトとの連携によりホーストレッキングとマウンテンバイク、カヌー、JR釧網線で釧路川を巡る「うまたびテストツアー」を実施しました。
2年目となる今年は、2日間で一般モニターによるテストツアーを行い、釧路川沿いの鉄道も組み入れました。

 

NO.9 釧路湿原(釧路川カヌーポート)における地域貢献活動 ~ トイレ設置 
釧路川及び釧路湿原では、カヌー等の利用が盛んな一方、利用可能なトイレが限られ、トイレ不足が課題でした。また、釧路川の河川巡視業務では、巡視員の大半が女性であることから、釧路川のカヌーポートにトイレを試行的に設置しました。巡視員のほか、一般の方にも開放し、釧路川の観光支援を実施しました。

 

NO.10 ダムにコーヒー豆を貯蔵
ダムの遊休スペースを活用し、地域振興の一環としてコーヒー店を公募し、コーヒー豆の貯蔵熟成実験に取り組みました。
また、コーヒー店に協力していただき、管内の3河川の特徴をイメージしたブレンドコーヒーを作成し、ドリップパックの販売を通じて、かわたびコーヒーとしてPRしています。

 

NO.11 十勝川の伐採木が動物たちのエサに!
河川管理や工事などにより河川に繁茂した樹木の伐採を行っており、なかには動物がエサとして好むものが含まれていることから、伐木の継続的な提供を行うための協定を帯広動物園と締結しました。資源の有効活用を図っています。

 

NO.12 大人も子どもも大はしゃぎ!?in あばしり学講座
平成22年度から「あばしり学講座」を網走市教育委員会が主催で開催し、毎年、北見河川事務所からも運営補助で参加。
今年度も7月に市内の小学生(18名)を対象に、網走湖の水質調査や川下り等を体験してもらいました。

 

NO.13 留萌川サイクリング試走会を開催しました
るもいアウトドア観光ネットワーク会議が主催する「留萌川サイクリング試走会」が開催され、道の駅るもいから留萌ダムまでのサイクリングコースを試走しました。
この試走会では留萌地域のアウトドア観光の具現化に向けた情報収集を行い留萌川サイクリングマップを作成しました。

 

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