2020.03.10公開

川と水辺の歴史旅

川を遡る、時を遡る。ロマン感じる旅へ出かけよう。
北海道の川は、いにしえのアイヌ文化と結びつきが強く、現在の川名にも、アイヌの言葉に由来するものが多くあります。2018年には「北海道」と命名されて150年の節目を迎え、その命名者であり、アイヌの人々と共に天塩川を探検した松浦武四郎の足跡にも、大きな注目が集まりました。かつて道内各地では舟運も盛んに行われ、人々の暮らしや経済を支えてきた川。その歴史を巡る「かわたび」にあなたも出かけてみませんか。

 

江戸時代に北海道を探検した松浦武四郎にはじまり、多くの偉人たちの功績の上に、現代の私たちの暮らしも成り立っています。

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◎「北海道」と名付けた探検家、松浦武四郎 vol.1

 

 

開拓時代に運輸、物流の主役だった舟運。川には雑穀船や外輪船が行き交い、川岸には倉庫や商店が軒を連ねていたと言います。また、橋が整備される以前は河川の両岸を往復して人や荷物を運ぶ渡船(とせん)も多く見られ、渡船場(とせんじょう、とせんば)は賑わいを見せていました。

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◎道央の経済と文化を支えた大動脈、石狩川。
◎石狩川の渡船「重兵衛渡し」

 

 

いつの時代も川は私たちの暮らしと密接に関わっています。川の恵みに育まれた産業や生活、文化をご紹介します。

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◎羊の放牧とジンギスカンの起源

 

 

近年、全国各地で大きな被害をもたらしている河川の氾濫。かつて北海道でも幾度となく大規模な水害が繰り返されてきました。

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◎治水計画策定のきっかけとなった明治31年洪水

 

 

明治31年の洪水被害がきっかけとなり北海道の治水事業の歴史が始まります。繰り返される水害被害を抑えるため、今日まで全道の河川で治水工事が進められてきました。

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◎[川と水辺の歴史旅◆北海道の治水]十勝川の治水の歴史-1
十勝の先駆者 依田勉三を苦しめた十勝川

◎[川と水辺の歴史旅◆北海道の治水]十勝川の治水の歴史-2
約10年にわたる大事業・統内新水路

◎[川と水辺の歴史旅◆北海道の治水]十勝川の治水の歴史-3
千代田堰堤(ちよだえんてい)

◎[川と水辺の歴史旅◆北海道の治水]十勝川の治水の歴史-4
千代田新水路事業(ちよだしんすいろじぎょう)

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